#104
友人たちと過ごす美味しくて楽しい時間
マンションリノベーションアメリカとドイツにも家を持ち、札幌には1年の半分から3分の1ほど滞在しているご夫妻が、今回、トイレが2ヶ所ある140㎡以上の中古マンションをリノベーション。友人を招いてホームパーティーを開く機会が多いご夫妻が、開放的で広いダイニング・キッチンとゲストが気兼ねなく過ごせる空間をテーマに素敵な住まいを実現していただきました。
リビング |
広々として開放的なリビングは外装タイルとライティングがこだわりのポイント。ご主人が練りに練った照明計画を具現化し、計算された什器デザインと家具のレイアウトで、ゲストが心地よくゆったりと過ごせるスペースを造り込みました。欧米のライフスタイルがそこに見えてきます。元は廊下があったゾーンもリビングの一部に繰り込み、既存の建具を活かして大容量の収納を確保しています。
Before
ダイニング・キッチン |
「ホームパーティーで重宝する広々としたダイニング・キッチンは、今回のリノベーションにおいて何よりも重要なポイントでした」と語るご夫妻にとって、閉鎖的で暗いキッチン壁を取り払い、アイランド型キッチンも含めた自由度の高いスペースを実現させたことが一番喜んでいただけたところです。奥様のワークスペースも兼ねた収納棚には、照明で煌びやかに浮かび上がる想い出の品々や世界各国で集めた貴重な書物が並び、パーティーに彩りを添えるアクセントとなっています。
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和室 |
日本の文化を大切にされる国際的なご夫婦だからこそ、和室にも『暮らし』の大きな意味が込められています。まずは奥様が自ら取り寄せた大柄で印象的な襖紙。リビングとの連動感を演出する上で必要不可欠なインテリアです。欧米の雰囲気を残しながらも畳や床の間をリニューアルし、ゲストが寝泊まりや赤ちゃんのオムツ替えをすることにも配慮して落ち着いた「和」をしつらえました。
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ユーティリティ |
バスルームも含めたユーティリティ・スペースは暮らし易さを追求した空間です。マンションでは設備機器の設置に多くの制約がありますが、今回は限られた条件をフル活用しガス乾燥機や床暖房、タオルウォーマーの新設、浴室の拡張などを実現させました。もちろんデザインや使い易さもこだわり抜き、洗面台はオーダー製作、扉や間接照明を工夫して光を効率良く取り込むアレンジが為されています。
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レストルーム |
今回の住戸で特徴的な2ヶ所のトイレ「レストルーム」はパウダールームも兼ねます。ミラーの設置や異国の方でも使い易い便器に加え、スペースに合わせて大きめの手洗いカウンターを製作。ゲストへの細やかな気遣いが垣間見える空間です。
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洋室 |
3つある洋室はいずれもプライベートを最優先として居心地の良さと収納を重視したスペース。その中にも、タイルやアクセントクロスで部屋の個性を演出しながら飾り物が映える工夫を加えたり、ちょっとしたデッドスペースを効率よく収納スペースに変えたりと、ご夫妻の遊び心が随所に散りばめられています。
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玄関・ホール |
玄関から入ってまず最初に目が付く正面の壁には、アメリカ先住民・ナホバ族の砂絵がひときわ映えるようエコカラットを全面施工。明るく、リビングへの期待感を膨らませる上品な空間に仕上げました。既存の玄関収納は上手に活用し、鍵や印鑑の収納スペースを追加。また、ダイニングから各洋室へつながる長いホールには軽く開閉できるアルミホールディングドアを取り付け、お気に入りのアートを飾るギャラリーのような雰囲気を演出しました。
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物件データ
所在地 | / | 札幌市中央区 |
---|---|---|
築年数 | / | 25年 |
総費用 | / | 2,480万円(税込) |
費用内訳 | / | 大工工事:210万円 建具工事:60万円 住設機器:870万円 家具工事:330万円 設備工事:330万円 電気工事:85万円 内装工事:370万円 左官・タイル工事:70万円 サッシ工事:110万円 照明器具:15万円 カーテン器材:5万円 その他:25万円 |
協賛メーカー
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